2011年10月~2012年3月 東丘子ども教室 活動報告

10月

子ども囲碁教室

第1、第3水曜日午後3時から

現在は2名の師匠に指導をお願いしています。見守り隊をしていただいて、子ども達の下校が終わってから始まるのですが、待ちきれない子どもたちは三々五々早くから専用の碁盤を準備をしたり宿題をしながら師匠がみえるのを待ちます。子ども同士だったり師匠との対局だったりで楽しい時間を過ごしています。

グリーンマップを完成しよう

12日午後3時~

先ず芝生の除草から始めます。雑草と芝との見分けがつかなかった子ども達もだんだん見分けがつくようになってきました。又除草の方法も工夫して30分ほどで驚くほどの雑草が取れるようになりました。

前庭の木への名札つけはほぼ完成に近づき、体育館前などグランド周りの木に名札をつける作業に入りました。珍しい木もあり毎回楽しみに参加してくる子どもが多くなってきました。

理科実験教室  「君もマジシャンになれる」

その準備 を22日(土)に実施しました。

この不思議は《チャイナスチック》と名がついていますが、竹の筒の中で紐が伸びたりちぢんだり。このたねあかしを教えていただき、実際に自分自身で作ってみました。原理はわかったのですが、いざ作るとなると思うように出来ません。悪戦苦闘の末にやっと出来ました。これでうまく手品まがいに人の目をごまかせたでしょうか

君もマジシャンになれる

科学で遊ぼう  「ゴムとプロペラのエネルギー自動車」

26日(土)

先ず自動車を組み立てます。ゴムを張ってその先にプロペラをつけました。ゴムが反発するエネルギーを利用しプロペラを廻します。200回ほどゴムをねじってその反発エネルギーを利用するのですが、200回ねじることが大変でした。廊下で競争しましたが、車輪が歪んでいると思わぬ方向に走ったり、とハプニングもありました。やっぱり動くおもちゃ?は思うようにならないが楽しい工作でした。

エネルギー自動車

土と親しむ 「サツマイモの収穫」

26日(水)

5月に植えたサツマイモがいよいよ収穫です。「芋がついているかな」「どんな大きさのが出来ているかな」とドキドキしながら少し掘ってみました。でてくるでてくるたくさんおいしそうなお芋がとれました。もう何キロとれたかわからないくらいです。うれしくなりました。今日は少しづついただいて帰りましたが、来月には焼き芋大会をします。又楽しみだなあ。

サツマイモの収穫

11月

囲碁教室

2日、16日 コミュニティAで開催しています。いつからでも参加自由です。毎回参加している子ども達は、師匠が下校時の「子ども見守り」が終わるまでは自習をしながら待っています。思い思いに碁盤を出して子ども同士や師匠と対局を楽しんでいます。低学年が多く、高学年になるまで続けていけていないのが残念ですが(授業時間の都合で)。ここでしっかり囲碁や将棋の基本を覚えていけるように師匠たちも願っています。

グリーンマップを完成しよう

9日 いつものように芝生の除草から始まります。20分だけですが、毎回たくさんの雑草を取っています。最近では芝と雑草の区別がつくようになりました。

今回は運動場の東側の木に名札付けをしました。ケヤキ(体育館の運動場側にたくさんある)、ホルト(コケモモとよく似ているが真っ赤な葉が時々混じっている)、マテバシイ、アカマツなどなどに名前をつけました。

グリーンマップ

理科実験教室

19日 「砂の中からこんにちは」とペットボトルの中の砂に埋まっている色とりどりの画鋲がゆするとすぐに頭を出してきます。これは液状化現象を利用しています。従って液状化の原理をよく理解しないと作品は完成しません。砂と画鋲との組み合わせが思ったようにならなかったが全員成功し完成しました。

理科実験教室

土と親しむ 「焼き芋と春花壇の準備」

23日 10月に収穫したサツマイモを焼き芋にしました。まず洗った芋を新聞紙で包み、たっぷり水を含ませてからアルミ箔でくるんで焚き火に入れます。焚き火は枯らした収穫後の茎や草などや竹の会の作業で残った竹などです。とても煙たかった。芋が焼けるまでの間、花壇にスイセン、チュウリップなどの球根やたくさんの苗を植えました。来春が楽しみです。

出来た焼き芋はとてもおいしかった。

土と親しむ

科学で遊ぼう  「不思議の函」

26日、太陽の光は7色ですが、いつもは無色で、反射した色でその色の判断が出来ます。分光器を使い不思議の箱ではきれいに分かれて7色がはっきり見えます。太陽光は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順に並んでいました。

箱は牛乳箱を利用して作りますが、物差しやカッターナイフの使い方になれることの練習も出来ています。

不思議の箱

外国の人と遊ぼう  「ポーランドから」

ショパンやキュリー夫人の生まれた国ポーランド。高い山でも2000mでほとんど平坦な国です。夏は30℃になることもありますがあまり暑い国ではありません。食べ物では日本と違って歯ごたえのないものは好まれないそうですが、やはり子ども達は野菜が嫌いでお肉が大好きのようです。

ロウを溶かして鍵の穴から水の中に落として固まって出来た形で占う占いがとても信じられているそうです。参加者全員ロウ占いをしました。さて結果?

ポーランドから

12月

子ども囲碁教室

7日(水)21日(水) 5時限が終わると子ども達が集まりだします。師匠たちは「子ども見守り隊」が終わってから子ども達の待っているコミュニティにきてくれます。すでに準備は子ども達の手で出来ています。これからがにぎやかな囲碁教室です。静かではない囲碁教室も珍しいでしょう。しかししっかりと囲碁は上達しているようです。又新しいお友達の参加もあり、10年以上続いている囲碁教室です。

グリーンマップを完成しよう

14日(水) 今月は寒さのせいでしょうか子どもの参加が少なかったのですが、いつものように先ず芝生の除草から始めました。名札をつける木は運動場の東側です。「ホルト」ヤマモモに似ていますが、真っ赤な葉がところどころのあるのがこの木の特徴です。

一本しかない「ネズミサシ」があります。これについてどんな木との質問が保護者からあり、先生に説明をしていただきました。

ヒノキ科の植物で、園芸上では杜松(トショウ)とも言われています。葉がとがっていて痛く、ネズミが嫌がるのでこの名があります。木の実は洋酒「ジン」の香り漬けに使います。

グリーンマップ

理科実験教室 「太陽光でスタンプを作ろう」

19日(土) 太陽光の熱を利用する実験ですから、天候を心配しました。太陽が出なかったらと裏プログラムを用意していましたが、まぶしい太陽に恵まれ実験は成功です。太陽の熱で硬くなるプラスチックの性質を利用しスタンプ型を彫りだします。原稿を作り、太陽光で特殊なプラスチックに焼き付けます(今の太陽光の具合では60秒間です)。後は水できれいに掃除をして、ポン!出来上がりました。今年のスタンプが。

太陽光でスタンプ

科学で遊ぼう「クリスマスキャンドル」

23日(金) 色とりどりのクリスマスキャンドルを作ります。何色でどんな型にしよう。といつもみんなの想像はバラエティに富んでいます。星型?ハート型?色の取り合わせは・・・夢が膨らみます。出来上がった小さなオリジナルキャンドルはクリスマスイブのパーティーでどんな役をするのでしょうか。(たくさんの参加希望者がありながら、準備材料の都合で、やっと予定30名のところを36名まで参加してもらえました。お断りした皆様ごめんなさい。来年は2回位できるように頑張ります。)

クリスマスキャンドル

1月

11日(水) グリーンマップを完成しよう

正月気分で「ひがしまち街角広場」の門松を見学に行きました。毎年「千里竹の会」が歳の暮れに立ててくれています。

門松は何の為に立てるのか:正月に神様を迎えるための目印になる。

どんな種類の植物が使われているか:マツ(雄マツ、雌マツ、若松)、竹(青竹、ささ状の葉つき)、ウメ(若芽、古木)、ナンテン(赤い実のついた)、葉牡丹(白、赤)

学校の木々は冬の模様で常緑樹のみが活き活きとしていました。いつものように木の名札をつけました。

お正月

18日(水) 子ども囲碁教室

今月は1回のみです。お正月には家庭でお父さんと囲碁が出来るようになったお友達もいたようです。毎月頑張っています。

21日(土) 理科実験教室 透かし模様を作ってみよう

繊維には天然繊維と化学繊維があります。その違いを先ず習いました。又、化学薬品の中でも濃硫酸は相手から水分を取ります。布でも発泡スチロールでもすぐに真っ黒になります。皮膚につけば大やけどをしますが、希硫酸では天然繊維は溶けますが、化学繊維の部分が残り透かし模様が出来上がります。注意をしながら薬品を使用します。始めは試し染をしました。作業順序がわかり、合成繊維の布に図案を描いて透かし模様が出来上がりました。

透かし模様の写真

28日(土) 科学で遊ぼう 草木染をしよう

布を染めるには科学染料と天然染料があります。天然染料にはいろいろなものが利用されています。有名なのは「アイ」「ベニ花」などですが、今回はタマネギの皮を使いました。茶色のタマネギの皮をたくさん集めて、水で30分くらい煮ます。そうすると色が出てきます、そこに布を浸し、又少し煮詰めます。少し洗ってから、それを色止めになる媒染剤につけると鮮やかな色が出てきました。

布にも天然のものでも動物性と植物性があり、また科学的に作られた合成繊維があります今回は植物繊維を使いました。

ビー玉と輪ゴム使って絞り模様も作りました。きれいな染物が出来上がりました。

草木染の写真

2月

子ども囲碁教室

 1日・15日午後3時~: 毎月いつもの子どもたちが集まってきます。師匠たちに見守られながら、子ども同士や師匠との対局を楽しんでいます。

グリーンマップを作ろう

8日午後3時~: いつものように芝の除草から始まります。まだ芝は冬芝ですが、小さい雑草が出ています。しかし雑草と芝の区別がつきにくくていつも困ってしまいます。お母さん達に教えてもらいながら慎重に除草をしています。

木々の名前についても木の形や葉の様子から大体の種類の区別がつくようになりました。今日はケヤキについて冬の間は葉が落ちていますが、枝の出方でわかるようになりました。まだまだ冬の様子で春を待っている芽も硬く、芽吹いていません。

土と親しむ 「ジャガイモを植えよう」

 22日午後3時~: 冬休みの終わった畑はジャガイモの植え付けを待っていました。きれいに整備された畑で6月に収穫が出来るよう丁寧にジャガイモの苗芋を一つづつ小さい穴に入れて土をかぶせます。間隔も40cmぐらいにして。

去年の11月に植えたタマネギがしっかりとネギらしくなっています。花壇もまだ冬のように眠っていますが、雑草はそろそろ芽吹きだしていました。春に向かって花壇の整備も3月にはしっかりしていこうと計画を立てました。

1月に徳重さんが収穫していた落花生を茹でて皆でいただきました。作業の後のおやつはとてもおいしかった。

科学で遊ぼう 「不思議の箱」

  25日午前10時~: 手品ではありません。一枚の紙から次々と変化が楽しめる立体が出来上がります。先ず6等分に線を引き、次にその間に4つ二等辺三角形を書きます。向き合った形で24面の二等辺三角形が出来ます。これをうまく折りあげて24面体が出来上がります。カライドサイクルの出来上がりです。

6面づつ違った模様に仕上げると、クルクルと全く違った面が現れてきます。皆思い思いの絵を描いたり、色を塗ったり楽しい変化が出来上がりました。

この面は泣き顔、次は笑い顔。怒った顔から又次は・・・一面を一色で仕上げ、赤→青→白→緑→黄と変化を楽しみました。

科学で遊ぼう

外国の人と遊ぼう 「アジアとヨーロッパとの交差点 トルコ」

 29日午後3時~: 親日家が多く、日本語を話せる人が多い国です。日本語の勉強をしている人も多いそうです。

日本から観光で訪れる人も多く、お土産やさんでは日本語で話しかけてくれるそうです。

日本と近い国「トルコ」にはジャンケンも日本と同じような「グー」「チョキ」「パー」です。「ハンカチ落とし」の遊びがあります。

有名な観光地の写真もたくさん見せていただきました。「カッパドキア」は特に有名です。

おいしそうな食べ物もお菓子も写真で見ているだけでなく食べたくなりました。

トルコのお話し

3月

子ども囲碁教室

7日・21日午後3時~: もうすぐ卒業式・修了式です。学年が一つづつ上がります。囲碁の上達は如何でしたでしょうか、いつも楽しそうに集まってくる子ども達、師匠も子ども達といっしょにこの時間を楽しんでいます。師匠が「見守り隊」から帰ってくるのを待ちきれないように早くから待っています。さあ囲碁の始まりです。少しで腕が上がってきているのでしょうか。

グリーンマップをつくろう

14日午後3時~: いつものように芝の除草か始まります。硬かった桜のつぼみも少し膨らんできました。ウメの花が咲いています。用務員さんが植えてくれたチュウリップももうすぐ咲きそうです。だんだん運動場もにぎやかになってきました。しかし大きな落葉樹はまだ目が覚めていません。今日は運動場の南側に数本ある「トウカエデ」についてべ勉強し、名札をつけました。

グリーンマップ写真

理科実験教室「マツポックリさんどこから来たの?」

10日午前10時~: 植物のタネの移動にはいろんな方法があります。風に運んでもらう、実を鳥に食べてもらいタネを運ぶ方法。又他の動くものにくっ付いて移動する方法(皆が言う引っ付き虫)などいろいろです。

マツポックリはマツのタネが中にあり、このタネが風で飛ばされいろんな場所で発芽します。湿気の多いときは遠くには飛びません。だからマツポックリは種が出にくいようにすぼんでいます。しかし乾燥するとパッと開いて種が飛び出しやすいようになります。この性質を利用して、湿らせたマツポックリをペットボトルにいれ、乾燥させて中で大きく開くようにします。出来ました。見事にペットボトルの中でマツポックリが堂々と大きく居座っています。

理科実験教室

科学で遊ぼう「万華鏡を作る」

24日午前10時~: 何回作っても楽しいのが万華鏡です。今回はペットボトルのまわりの飾りは自由でしたが、いろんな造花を入れたり、絵を描いたりで工夫しました。

先ず一番大事なところは表面反射鏡をきちんと三角に組み合わせることです。反射鏡にお互いが写りあって何重にも折り重なった映像が出来上がるのです。三角に組み合わせただけで、のぞいてみるととてもきれいに見えます。

組み立ての次には中に入れるキットです。色とりどりに工夫をしました。何度ものぞきながら気に入った「これツ!」と思った時に出来上がりです。

仕上げにセットを作り上げ、きれいに仕上げました。これで今年の万華鏡が出来ました。

万華鏡

土と親しむ「花壇の整備と種、球根を植えよう」

28日午後1時30分~: 目覚めてきた畑、花壇、コミュニティの軒下にケナフのタネを蒔きました。大きく育ってコミュニティに日陰が出来るようにと。又、紙漉きにも挑戦してみたいと期待を込めて。

秋に取り入れていたダリアの球根も植えました。芝桜が大きく育ち、もうすぐ一面を覆ってくれるでしょう。

雑草が勢いを増してきました、急いで草を取り除かないと畑が雑草で覆われます。皆で除草にかかるとみるみるきれいになりました。きれいになった花壇や畑を眺めながら今日の作業の効果を確かめ合いながら終わりました。