2012年(平成24年) 東丘子ども教室 活動報告
4月
グリーンマップ作り
11日(水)午後3時~
残念ながら雨が降り出し、野外での作業は出来ませんでした。従って芝生の除草も出来ませんでした。
今日は久しぶりに教室で木についての話を聞きました。木の性質、形だけで何種類かに分けられます。学校には大きな木と小さい木があります、その枝の出方で木が見分けられるのです。学校のたくさんの木の名前がすこしわかってきました。
理科実験教室「ドライアイスはどんなもの?」
14日(土)午前10時~
アイスクリームについているドライアイス。白い煙を出しなが小さく解けます、が水分はできません。どうしてでしょうか、ドライアイスは二酸化炭素の固体です。しかし溶ける時にはすぐ気体(〈昇華〉と言う)になります。気体は空気より重く、シャボン玉がドライアイスの気体の中では沈んでいきます(シャボン玉の中はふつうの空気ですから)。又火は消えてしまいます。気体は固体の750倍くらいの体積になり、危険ですから密封してはいけません。ガラス瓶でも破裂します。
水に溶かすと少しピリッとしますが、炭酸入りのジュースと同じ味がします。最後はシャーベットを作りました。
子ども囲碁教室
18日(水)午後3時~
参加者がだんだん増えてきました。将棋を希望する子どももあり、師匠方は忙しく両方を指導しています。にぎやかではありますが、いつも対局を楽しんでいます。又一年生が参加するようになると、指導者の数を増やさなくてはならないかと師匠方と相談しています。
土と親しむ
25日(水)午後3時~
3月にタネをまいた「ケナフ」が発芽しません、心配です。春を迎えた花壇はにぎやかになりました。昨年植えた「シバザクラ」がきれいに花壇いっぱいになってきました。ピンク・シロ・ウスムラサキなどです。チュウリップもきれいに咲きそろいました。咲き終わったチュウリップの花を切り取り球根のために肥料を入れました。
タマネギもだんだん育ってきています。2月に植えたジャガイモの生育が思わしくありませんどのくらいできるかと案じています。冬の寒さに負けたのでしょうか。昨年の残りのタマネギの収穫をしました。
科学で遊ぼう「オカリナを作って演奏しよう」
28日(土)午前10時~
音はどうしてでるか、音を出すにはどうすれば良いか、ストローを使って調べました。ストローでリードを作ります。最初はリードをうまく作れませんでした。上手に音を出す事に成功し、ストローを何本までつないで音が出るか、試していると数を増やすと音がだんだん低くなっていくのが解りました。ストロー6本まではうまく伝わりました。しかし強く息を吹き込むのに苦労しました。
写真のフィルムケースを利用してオカリナを作ります。丸い穴にあわせてストローからきれいに息が入り音が出るように仕上げます。もう一方の穴を指で押さえ空気の出方を調節すると音階が出来ます。一オクターブのオカリナの出来上がりです。
5月
子ども囲碁教室
2日・16日午後3時~ 子ども達が楽しみにして集まります、とても自由に囲碁や将棋をさせてもらえるからでしょうか。準備や片付けもすべて自分達でしています。時には暴走もしますが、師匠たちには優しく接していただけるのも人気のあるところでしょう。
グリーンマップを完成しよう
9日午後3時~ 最初の20分間は芝生の雑草をとりながら、時にはブランコで遊んだりしています。今回は雨が降った後なので、雑草はとりやすかったが、土がたくさんついてきて大変でした。
今日は運動場の校門に近いところの木々に名札をつけました。先生もはっきり名まえのわからない木がありました。キンモクセイ、カイヅカイブキなどでした。
土と親しむ
サツマイモの植え付け 23日午後3時~ 先ず畑の手入れをしました。雑草をとり、畝を作ります。いつもは徳重さんが準備をしていますが、今回は皆でしました。200苗を準備し、6苗ずつ植えましたそして、苗に名札をつけて観察していく準備もしました。しっかりと水まきをして、根が出てくるのを待ちます。後日、冨永先生が「とよっぴー」をまいてくれて、苗は順調に育っているようです。秋の収穫が楽しみです。
科学で遊ぼう 君は空気の力に勝てるか!!
26日午前10時~ 普段は空気の力について考えたことがなかったのですが、とても大きな力のあることが解りました。
大気は目に見えません、従って力の強さも感じられませんが、今日は実験でその力を試しました。真空すると2・3人で引っ張り合っても勝てません。ペットボトルやアルミ缶もペシャンコになりました。ガラス瓶の中からゴム手袋を引っ張り出そうとしても出せません。ガラス瓶の中で空気を抜くとマシュマロはだんだん大きくなりますが一気に元に戻すと以前より小さくなりました。食べると同じ味がしました。
風船やゆで卵を使っての実験などとても楽しかった。
外国の人と遊ぼう アメリカジョージア州アトランタからこんにちは
30日午後3時~ 気候は大阪とよく似ているそうです。コカコーラ発祥の地で、コカコーラの博物館があり、60種類ものコカコーラがありコカコーラの町です。果物の産地で特に桃が有名です。アメリカ独立時の13州の一つであり、歴史もありアメリカ南部の重要な所です。
ジェーソンさんと楽しいアトランタの子どもの遊びを一緒にしました。日本にもよく似たゲームがありますが、初めはうまくいかなかったが、慣れてくると皆で楽しく遊べました。
6月
子ども囲碁教室
6日(水)20日(水)午後3時~
楽しい囲碁の時間です。本来囲碁は静かな時間のはずですが将棋を楽しむグループもあり自由に対局をしてにぎやかな時間です?師匠はその自由を静かに見守ってくださっています。その中から本当に囲碁の好きな子どもが生まれてくるものだとの考えの下に。
理科実験教室
9日(土)午前10時~ カルメ焼きを作ってみよう
砂糖は温度によっていろんな姿になります。温度が高くなるほど沢山の砂糖が溶けます。、カルメ焼き、べっこう飴、カラメルシロップの順番に温度が高くなります。
先ずべっこう飴を作りました。たくさんの砂糖に熱を加えながら溶かし、よいあめ色になった所ではがれやすい所に流し冷まします。見事に出来上がりました。
次はカルメ焼きです。先ほどと同じように熱を加えてゆっくりと砂糖を溶かし125℃になったところで火からおろして一瞬冷まし、卵白に溶かした炭酸を混ぜ棒につけて一気に混ぜます。どうでしょう見事なカルメ焼きが出来上がりました
グリーンマップを完成しよう
13日(水)午後3時~
芝生の除草に出る前に、本田さんからご自分が津波に合われた経験について教わりました。子ども達よりもボランティアの大人のほうが熱心に聴き入りました。又珍しい「尋常小学校国語読本5年生」の教科書にでている《稲村の火》についても教わりました。
木の名札付けは駐車場周りの木について珍しいヤマトアオダモ(野球のバットを作る木)、ナンキンハゼ、サンゴジュ、シラカシ、ネズミモチなどでした。
科学で遊ぼう
23日午前10時~ 水性カラーペンの色を分析しよう
「クロ」はどのような色の組み合わせからなっているのだろうか、又メーカーによりその組み合わせが違っている事などが解りました。ペーパークロマトグラフィーを使って分析をしてみました。これは毛細管現象を利用して色素が紙に浸透していく様子を観察するものです。
又いろんな色で実験しました。そしてこの結果を基にどんな模様が出来るかを試し、丸いろ紙に出来上がりを期待していろんな図柄を書いてみました。
簡単な実験のようでしたが、実際には思ったようには出来上がらず、又水に色素をつけてしまい失敗もしました。
土と親しむ
27日午後3時~ ジャガイモの収穫
梅雨とはいえ良い天気に恵まれてジャガイモの収穫をしました。今年の出来はよくありませんでしたが、夏休みのカレーパーティーには使えるでしょうか。
先ほど時期が来てお母さん達で収穫がすんだタマネギと一緒に今日のお土産が出来ました。周りの雑草をとりきれいに畑を整理しながら、5月に植えたサツマイモの生育を楽しみに自分で植えた苗に名札をつけました。
七夕祭り
「七夕のささ(竹)」がひがしまち街角広場の前にあります。皆願いを書いてお星様に託しましょう。7日までに短冊を書いてください。竹は《千里竹の会》が準備してくれました。
7月
七夕ささ飾り
6月29日(金)~7月7日(土)ひがしまち街角広場前
今では 東町近隣センターの風物詩となった間の七夕ささ飾りは11年目を迎えました。時期が来ると《千里竹の会》のおじさん達が立派な竹を準備してくれます。手作りの短冊と飾り物などでにぎやかになりました。今年は天候にも恵まれ、満点に星がキラキラ、きっとみんなの願いをかなえてくれる事でしょう。短冊には「東日本の復興が早くなりますように」などから「プロサッカー選手になれますように」「ピアノがうまくなりますように」との思いがたくさん書かれていました。
子ども囲碁教室
4日(水)18日(水)午後3時~
いつもにぎやかな囲碁教室です、思い思いに師匠と対局したり、子ども同士で対局したりしています。時には将棋も教えていただけます。おんな女の子もたくさん参加しています。教えあいながらお互いに楽しんでいます。グループ対局などもあり、子ども独自の楽しみ方があるようです。
今日は北町から参加者のおじいさんが来てくれました。
グリーンマップを完成しよう
11日(水)午後3時~
いつものように芝の除草から始まります。雑草はフォークで少し根を上げてから取るときれいに根から取れます。
きれいになった芝生はなんと気持ちがいいのでしょう、思わず寝そべってみました。
青い空がきれいに見えました。
先月に続いて駐車場の木に札をつけました。サンゴジュ、ヤマモモ、サクラ、シュロ、ナンキンハゼなどでした。
おやつに畑で出来たトマトをいただきました。お土産は青シソ(大葉)です、畑でたくさんなっていました
理科実験教室 葉脈でしおりを作ろう
14日(日)午前10時~
定員を超えそうになって担当者ははらはらしながら32名まで受け付けました。今回は断らずに皆実験に参加できました。
「葉はすべての生命につながる」話を聞きました。その葉はどうして出来ているのでしょう、葉脈と葉肉のから出来ています。葉肉をアルカリで溶かし残った葉脈を取り出します。葉脈は導管と師管に別れています。導管は根から水を運び、葉で作った澱粉などの栄養は師管を通って各所に運ばれます。師管は細く取り出しが困難でしたが、皆上手に形をこわさずに出来ていました。導管を目立つよう赤く染色をして「しおり」を完成しました。何枚も作って楽しんでいました。
土と親しむ 夏休みに向けて畑の整理
25日(水)午後1時30分~
夏の畑にはキュウリ、トマト、ナス、ナンキン、などいろいろな野菜が盛りをむかえています。畑は雑草ですぐに覆われしまいます。いつも雑草とりに追われていますが、8月が休みになるので、次に来た時にはどうなっているか心配ですが、芋畑の除草はしっかり出来ました。秋の収穫が待たれます。トマトやキュウリ、大葉を収穫して皆で分け合いました。畑で出来たミニトマトはとってもおいしかったです。
28日の宿泊カレーパーティの夕食には春に収穫したジャガイモとタマネギも使っておいしいカレーが出できました。
科学で遊ぼう 水ロケットを作って遠くに飛ばそう
27日(金)午後1時30分~
恒例になったロケットはいつも人気で今年も定員50名をすぐにオーバーしてしまいました。残念だったお友達には申し訳ありませんでした。
ロケットは準備が大変です。13日にPTAの人たちにも参加していただいて準備をしました。1500mlの耐圧ペットボトルは1年間かけて集めています。200本近くは必要ですから。
3本のペットボトルをつなぎ合わせてロケット本体が出来ます。中心をしっかり決めておかないと歪んで飛んでいきます。中に入れる水の量も決めた線までと細かくつくられています。それに尾翼と先端をつけます。さあ出来上がりました、真っ直ぐうまく飛び上がってくれるでしょうか。最初のスイッチを押す時は皆緊張しています。一度飛ばすと何回でも飛ばしてみたくなりますが、今年は3回ずつとしました。
一度飛ばしたロケットを又修理して何度も何度も挑戦して、運動場をロケット回収に走り回っている姿が今年もにぎやかに見られました。
プールに入ったり、体育館の屋根に上がったりのロケットの回収には校長先生が大奮闘でした。
8月
8月の子ども教室はお休みです。
9月
囲碁教室 5日(水)・19日(水)
夏休み明け待っていたかのように元気に集まりました。師匠が子ども達のために63ページもある指導書を持ってきてくださいました。子ども教室のみんなにいきわたるようスタッフに増刷をお願いしています。これからはこの指導書を活用して教室に来られなくても勉強できるようになりました、スタッフの皆さん頑張って作ってください。
グリーンマップを完成しよう 12日(水)
暑い夏をすごした木々はどうなっているでしょうか、中庭に出てみました。池の金魚たちは元気にしています。秋が近くにあるのでしょう、ナンテンには白い実がたくさんついていました。まだ落葉樹の葉はしっかりしています、落葉には程遠いようです。中庭にはナンテン・ネズミモチ・キンモクセイなどと名前がはっきりわからない柑橘類が2本あります。関係機関で調べていただいたのですが、花が咲くか、実がならないとはっきりわからないとの返事をいただきました。
俗称「ムラサキシキブ」の本当の名まえは「コムラサキ」と言います、と教えていただきました。
理科実験教室 大きなバルーンを飛ばそう 15日(土)
空気は温度が高くなると膨張し軽くなります。この性質を利用して熱を加えなくても太陽の熱を利用してバルーンを空高く舞い上がらせる実験をしました。
黒(これは熱を吸収しやすくする為)のポリエチレンの袋を開いて、張り合わせます。16枚を用意して大きな袋が出来上がりました。袋に余裕をもたせた状態になるように空気を団扇で送り込みます。バルーンは空気が太陽熱で膨張してだんだん大きくなります。
以前はカラスが寄ってきたので、今回は大きな目玉をつけてみました。これでカラスを撃退できるかな?
さて準備は完了、しっかり丈夫な紐(テグス)でつないで・・・上がってくれるでしょうか。お天気が良かったので2個の大きなバルーンはグイグイと大空めがけて上がりました。大成功!!
科学で遊ぼう ドライアイスでおいしいものを作ろう 22日(土)
アイスクリームを買うとついてくるドライアイス、誰でも知っていますが、扱い方によって危険である事を学びました。ドライアイスは二酸化炭素の固体であり、固体から液体を経ずに気体になります(昇華)。空気より重い気体になった二酸化炭素は下にさがっていきます。温度は-79℃。固体から気体になると体積は700倍くらいになり、密封すると爆発します。フィルムケースに入れてその威力をためし、的宛ゲームをしました。
温度差で常に回りは気体となっています。ホーバークラフトのように、浮いて移動するので、エアーホッケーが出来ました。
又、温度の高い水の中に入れるとモクモクト煙(気体)がでてきます、がよく見るとドライアイスの固体部分は水と接していません。
いろんな実験(遊び?)をしました。最後はシャーベットを作っておいしくいただきました。
土と親しむ サツマイモの収穫を前に 26日(水)
暑い夏を過ごした畑は雑草でいっぱいです。用務員さんや子ども教室のスタッフなどが時々手入れはしていましたが、とても追いつけませんでしたが、みなの手でどうやら畑は見られるようになりました。
9月はじめに芝サクラの畑や球根を埋めた所が雑草と間違って耕されてしまいましたが、残った根が何とか来年の春には目を出してくれる事を期待しています。
日照りのきつかった夏のため、サツマイモの生育がよくなさそうで心配しています。枯れてしまった所がでています。
秋を迎える畑の準備は出来ました、収穫、春用の植え付けがまた来月から始まります。